【絞り開放!】

2018年7月9日

水戸写真事業部の内木です!

カメラマンとして茨城にて孤軍奮闘している私ですが、とある店舗ではレンズの絞り(F値)を開放にして撮影しております!
写真に詳しい方ならご存知かと思いますが、絞りを開放にすればするほどピントを合わせたところ以外がボケるのです!

※よく分からない人は「絞り」や「F値」、「被写界深度」で調べてみて下さい!

自分が会社から支給されているレンズの中で、一番「ボケる」レンズは開放F1.4の50mmレンズ!
どれぐらいボケるかというと、写真の通りですね

4枚の写真の内、2枚はF1.4で撮影し、2枚はF16で撮影しました!
F1.4で撮影したときは自分の顔は判別できませんが、F16で撮影すると自分の顔はハッキリと認識する事が出来ます。
熊を上から撮った写真では、目にピントを合わせた時に熊の足の毛先の見え方が全く違います。

この開放F1.4という絞りで人物を撮影した時は、立体感が出て奥行きのある面白い写真が撮影できるのですが、
ただそれと同時に少しでも自分や撮影対象者が動いてしまうと、狙っていた場所からピントがズレてしまい失敗した写真になってしまうのです。

「動かない様に撮影する」というのが意外に難しく、特に焦りなどで無意識の内に自分の体が少しだけ動いてしまう時がよくあります。
F1.4という絞りで撮影すると、普段の撮影に比べて失敗写真が大量に生まれるリスクがある撮影方法なのです。

その代わり、上手く撮れた時はお客様に喜んで貰えるので遣り甲斐を感じる事が出来ますよ!
何より撮ってる自分が楽しく撮影することが出来ます!

写真の表現として「絞り開放」というは、一眼レフカメラで撮影する醍醐味の一つだと思います!
もしも私物の一眼レフカメラをお持ちの方でイマイチ写真が面白くないという方がいらっしゃったら、単焦点レンズで良いのでなるべくF値の値が低いものを買ってみて下さい!
(ズームレンズでF値が低いものは凄く高い)

カメラの規格にもよりますが、F1.8 50mmレンズが1万円ちょっとで買えたりします!
(カメラの規格によってレンズの規格も変わります。)

さぁ、アナタも絞り開放で素敵な撮影ライフを!!

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