札幌カメラ部の久保です。
最近、HDR写真というのをよく耳にするようになりました。
そもそも、HDRとはカメラで補えきれない露出(明るさ)の差を補うデジタル合成技術です。
人間の目は、無意識のうちに見えてるもの全ての露出(明るさ)を適正にし、暗いところから明るいところまで均一に見ることができます。
しかし、カメラは適正な露出(明るさ)を一つしか捕らえる事ができません。
例えば、若干逆行の屋外で建物を撮影した場合に空の露出(明るさ)にカメラの設定を合わせてしまうと建物が暗くなってしまいます。
そこでそれを解消するために生まれたのがHDRというわけです。
『非常に大きなコントラストの元画像(現実)を、1000:1程度のコントラストになるように、コントラストを落とした画像に変換するのが、ハイダイナミックレンジ合成である。それは、新画像のコントラストを圧縮することで、元画像(現実)の広いコントラストを収納することを意味する。』
Wikipediaより
難しいことが書いてますが、かなり省略して端的に言うと「見た目の明るさ」に近づけるということです。
最近ではiPh○neのカメラにも搭載されている機能なので、みなさんも使ってみてください!